入社後は業務システムを保守運用するチームメンバーとして参画し、人事発令や給与計算、勤怠入力を行う人事システムの保守運用を担当しました。その後、稟議システムや経費精算システムなど担当範囲を広げていき、保守運用だけではなく、システムのユーザー部門に課題のヒアリングを行い、要件定義、設計といったシステム導入を上流から担当することもありました。
業務システムはスクウェア・エニックスの全社員が利用するシステムから特定部門の業務に特化したシステムまで多岐にわたるため、仕事上関わる方が非常に多いです。適切にシステム構築/運用するためにはシステムの知識はもちろん、ユーザー部門の業務内容や利用経緯、業務における関係者を含めたバックグラウンドを知ることが一番大切だと考えています。加えて、会社の規程も考慮する必要がありますので、入社時は様々なことを覚えることに必死でしたね。
現在は業務システムを保守運用するチームリーダーとして主には社内の他部門・社外の協力会社を含む折衝を担当し、チームメンバーへ作業を落とし込み、その進捗確認などをしています。また、システムをユーザー部門へ提供するにあたり、チーム内で状況を適切に理解し共有すること（チームメンバー間での認識のずれを防ぐこと）が必要となります。そのため、チーム内でもコミュニケーションを大切にするべく、毎日のコミュニケーションタイムを設けるなどのチーム運営にも取り組んでいます。

身につける知識の量や種類が多いのは苦労しますが、それを積み重ねた結果、任せてもらえる領域や円滑に会話できる方々が増えていきます。各部門の責任者や中核を担う方と会話する場面もあるため、会社にとって重要な案件に関わっているというやりがいを感じています。
また、多くの部門と関わるため、仕事の中で有名タイトルの話がふと出てきたり、色々な裏話も聞けるのでスクウェア・エニックスという会社を広く知ることができるのは楽しいですね。