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スクウェア・エニックスで「働く」ストーリー

現場社員が語る!映像制作会社からゲーム会社に転職した理由とは

こんにちは。スクウェア・エニックス 人事部 大脇です。

スクレポLev.18から続いている『ドラゴンクエストX オンライン』で活躍している社員からのインタビュー4人目は、シネマティックアーティストとして活躍している社員になります。
映像制作会社からの転身で感じたことや仕事の楽しさなど語られていますので、是非お読みください!

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第二開発事業本部 シネマティックアーティスト 宮城 健

宮城さんのこれまでの経歴を教えてください。

外部のスタジオにて、CGジェネラリストとして、映像作品に携わっておりました。

これまでアニメ制作に携わってきましたが、ゲーム業界への転職は、アニメ作品と違い、キャラクターや背景などが3D空間で作成されているので、あまり制限がなくカメラアングルを作成できる点で、アニメとは違う演出方法が出来る可能性があると思いゲーム業界を選びました。

そんな中スクウェア・エニックスを選んだ理由は、もともと『ドラゴンクエストX オンライン』をプレイしていて、面白い!とユーザーとして感じていたので、単純に実際に現場に入って自らタイトルに携わりたいという想いがあったこと、お客様の反応を取り入れて開発ができる環境がある事に魅力を感じ、入社しました。

現在の仕事内容を教えてください。

『ドラゴンクエストX オンライン』のカットシーンとプロモーション映像の制作をしています。カットシーンはゲーム内のイベントシーンなどで再生される映像のことで、インゲームシネマティクスなどとも呼ばれます。

カットシーン制作では脚本内容をシナリオさんから受け取り、それを基にカット割りを考える所から始まります。次にレイアウト作業がありキャラクターにアニメーションを付けてカメラを設置してショットを作っていきます。それぞれのショットを組み合わせてシーン構築します。そして次のセクションに受け渡す所までが業務内容になります。

また、プロモーション映像では大型バージョンアップ予告映像の内容に合う音楽をプロデューサーとディレクターに相談しながら選定する所から始まります。その後、音楽に合わせながら編集構成を考えて、ゲーム内の映像を選んだりテロップを作ったりして映像を構築します。完成した映像を宣伝担当者に受け渡す所までが業務内容になります。

仕事上の成功例や失敗例のエピソードがあれば教えてください。

成功したなと思うことは、これまでの映像制作経験を活かし、ゲームの予告映像で尺の短いショットを組み合わせて編集し、情報量を多くして、見ているお客様に飽きさせない工夫をした事です。

逆に失敗したなと思うことは、予告映像を制作する際、「ネタバレの取捨選択」が難しく、映像公開後のお客様の反応を見て、情報を入れすぎてしまったかな・・・と反省したこともありました。

仕事上のやりがいや、当社で働く魅力を教えてください。

仕事をしている上で感じるやりがいは、やっぱり携わった作品がお客様に届き、実際に反応が読み取れ、次回の作品作りに活かせることと、オンラインタイトルではありますが、ある程度時間をかけて、クオリティーの高い作品が作れるという事でしょうか。

スクウェア・エニックスで働く魅力としては、評価システムがある事で今後の目標設定ができ、仕事への取組みがしやすく、在籍歴が長い先輩社員が多いので、分からないことが出てくればすぐに教えてもらえる環境です。また、現在は在宅勤務が制度化されたこともあり、チームメンバーの多くが在宅勤務になった事で、ほとんどのやり取りがデータ化されており、過去のやり取りが振り返りやすく、原因究明がしやすい事だと思います。

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仕事の難しさを感じるのはどんな時ですか。

初めて使用する内製ツールに慣れるのに半年くらい時間が掛かったことですかね。あとは、映像とゲームでのアニメーション作成の違いに難しさを感じました。

映像では見ているお客様が映像を止める事なくストーリーが進んでいくので、こちらが意図したタイミングでストーリーを進める事が出来ましたが、ゲームではプレイヤー自身がコントローラーのボタンを押して会話などを進めるので、ボタンを押さない間は待機ループモーションが必要になります。そのため、プレイヤー自身のタイミングでストーリーが進んでいくので、こちらの意図した細かいタイミングでストーリーを進める事が出来ない点で難しさを感じました。

どんな人がこの仕事に向いていると思いますか。

スケジュールを守って業務を遂行できる方がこの仕事に向いていると思います。発売日が遅れてしまうとお客様が悲しんだり離れたりすることもあります。ゲーム開発はひとりで成り立つものではないので、ひとりのスケジュールの遅れで、周囲のメンバーみんなに迷惑がかかってしまうので、スケジュールを守ることは重要な事だと思っています。

もうひとつは、一部のスキルに特化している人だと思います。何かひとつでも特化したスキルが有れば、最初に就いた仕事が合わなくても、自ずと上司が活躍できる仕事を提供してくれるのが、規模が大きい会社だからこそ出来る事だなと感じました。セクションごとの分業制なので、何か特化したスキルを持っている方でも活躍できる仕事だと思います。スキルを発信し続ければ自分にあった仕事ができようになると思います。

宮城さんの今後の目標や夢を教えてください。

短期目標は、『ドラゴンクエストX オンライン』をプレイしていただいているお客様に喜んでもらえる様に良いカットシーンを作る事。

中期目標は、新規タイトルに関わって物語のイメージを形にする事。

長期目標は、演出家を目指して作品をより面白く演出し、多くのお客さんに驚きや感動体験を提供する事。

これらを目標に日々邁進しています。

夢は、常に面白いモノを作り続ける事。

面白いモノであれば業種にこだわりはなく、シンプルに作り続けてお客様に届ける事ができ、それを維持する事が今の夢です!

これから当社へ応募される方へのメッセージをお願いいたします!

私は30代後半で転職を経験しましたが、頼もしい先輩が多く、わからない事や困った時などは、色々と教えてもらえたので、とても心強かったです。

また、他に困った事があっても人事部や相談窓口にも相談が出来るので働きやすい環境だと思います。

他にも、セミナーなど多くのイベントがあり、社内ポータルサイトでは業務以外の事を含め、様々な情報が掲載されているので、毎日確認することが日課になっています(笑)

スクウェア・エニックスは、中途入社者が多く、社内の受け入れ体制やフォローもしっかりしているので、安心してチームにジョインできる環境だと思っていますので、安心して飛び込んできてください。

一緒に働ける日を楽しみにしています!

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