WORK LIFE
STORY
スクウェア・エニックスで「働く」ストーリー
こんにちは、スクウェア・エニックス 人事部 採用担当 平山です。
スクウェア・エニックスの社員の働く環境にフォーカスした内容をお届けする「スクエニLife」。
今回の「スクエニLife」では、社内の「研修」、「勉強会」をご紹介できればと思います。
当社では定期的に能力開発や自己啓発の機会を設け、社員の成長につなげるとともに、会社全体で技術力の底上げに力をいれています。
人材開発担当としてお仕事している杉谷さん、後尾さんにお話しをうかがってきました。
人事総務本部 後尾 容子、杉谷 郁里
当社では社員の役割やレベル、テーマに応じたさまざまな研修プログラムで人材育成に取り組んでいますよね。
まずは社内の階層別研修や語学研修等について、どのようなものがあるか教えてください。
新入社員研修では会社理解やビジネススキルの研修に加えて「Game Dev Boot Camp」というものがあります。ゲームの企画から発売までの開発プロセスをチーム単位で疑似体験させることで、基本的な業務スキルの習得や、チームメンバーと協働することの重要性を体得してもらったり、同期同士の絆を深めていく機会となっています。また、次世代ならではのアイディアや世界観などに既存社員も刺激をうけています。
管理職向けにはコンプライアンス研修 労働基準法、著作権法、資金決済法、景品表示法など、スクウェア・エニックスを取り巻く法規制を正しく理解し、日々の事業活動に反映すべく、コンプライアンス研修やリーダーシップ研修などを行っています。
リーダー向けには現場スタッフと日々密接に関わるチームリーダーの人的スキルを高め、成果を出し続けられる強いチーム作りを促進することを目的に、労務管理において必要とされる基礎知識の習得、メンバーの個性に応じてコミュニケーションを円滑にするためのコミュニケーション手法の研修などを実施しています。
グローバル人材育成については英語を中心としたグローバル コミュニケーションの必要性がますます高まっていて、オンラインでの社内英会話教室の開催、オンライン英語学習の提供などを通じて、社員の外国語スキル習得を推進しています。
また、開発に必要な基礎スキルについては、各種DCCツールやエンジンなどの基礎を学ぶことが出来る研修を実施しております。新卒社員以外にもリスキルのニーズに対して新しいツールやエンジンを学ぶ機会もありますよ。
▼Substance基礎スキルオンライン研修の様子
スクウェア・エニックスならではの研修等はありますか。
開発ナレッジ勉強会があります。
開発ナレッジ勉強会では、基礎的内容から社内開発事例などの実践的な内容、そして将来を見据えた最新技術の共有など社員の学びたい気持ちをバックアップする勉強会となっています。
当社の技術者が培ってきた技術や知識、失敗から得られた事例など、全社でノウハウを共有して同じ轍を踏まないように次の開発に活かしていこう!という思いで組織横断的に開催しています。
社内開発事例ではスクウェア・エニックス社員だからこそ知ることのできる未発売タイトルの事例共有がありますし、お付き合いのあるベンダーの講師に登壇いただくなどスペシャルな機会もありますよ。
▼Houdiniオンライン勉強会の様子
ナレッジ勉強会はどのくらいの頻度で行われているのでしょうか。また、コンテンツ内容はどのようなかたちで決めているのでしょうか。
月1~2回の頻度でコンスタントに開発ナレッジ勉強会を開催しています。勉強会のテーマは全社アンケートの回答結果から得られたニーズ等を踏まえて、開発職社員のアドバイザーに相談しながら、当社にとって最適なコンテンツをお届けできるように企画検討しています。
特に開発事例共有は社内からのニーズも高いので、特定の職種に偏らないように勉強会のスケジュールを組むように工夫しています。
今は開発職向けのテーマが多いのですが、今後は開発支援や運営に関わるプロジェクトマネージャーなど業務職にとって必要なノウハウも提供できる機会を計画しています。
社員は誰でも自由に参加できるのでしょうか。どのようかかたちで参加するのでしょうか。
業務に支障のない範囲で、自由に参加できます。
実施形式は研修の内容、目的によって分けています。基本的にはウェビナーで実施していますが、ハンズオン形式で実施する基礎スキル研修等、相互インタラクティブ性を図りながら、よりしっかり内容を習得して欲しいコンテンツは、Zoom等を利用し実施しています。
また、ウェビナー方式のアーカイブは、研修システムからe-learningとして視聴できるように準備をすすめているところです。
基礎研修や勉強会後に社員同士が交流する機会はありますか。
勉強会はウェビナーでの開催となるので、大勢の中で質問しづらいなどもあり、もっとインタラクティブなコミュニケーションがとれる機会として、勉強会後に登壇者を交えたカジュアルなオンライン座談会を実施しています。
座談会の進行などは登壇者にお任せなので、参加者同士で勉強会の時には聞けなかった質問や深堀したい内容など、社内だからこそオープンにできる内容などを交えながら、ざっくばらんな会話が繰り広げられているようです。
座談会での話の流れから、コミュニティが生まれ、Slackチャンネルが開設されたり、既存の技術交流のSlackチャンネルが盛り上がったりと、社内のコミュニケーション活性化にもつながっています。
当社は在宅勤務制度を取り入れているため、遠隔地にお住まいの社員もオンラインの場で一同に会して、場所問わず技術交流が出来ているのもメリットかと思います。
参加している社員からはどのような声があがっていますか。
社内開発事例や、最新の情報共有は開発中のプロジェクトにも役立つという声があがっています。「情報共有の機会が増えた事で、開発間の技術交流やコミュニケーションが促進された」、「他部署のノウハウが学べてよかった」、「モチベーションが向上した」等の前向きな声が多数届いています。
私たちもそういった社員からの前向きな言葉が励みとなり、今後の勉強会企画へのモチベーションが上がっています。
今後どのような研修や勉強会を検討されていますか。
社員からのニーズ等を踏まえて、今後も開発間のナレッジやノウハウなどの共有を行っていきますが、既存技術だけ留まらず先を見据えた最新の技術トレンドも取り込んでいきたいですね。
また現在はリアルタイムでの勉強会を開催していますが、業務の合間を利用して自己学習できるようにe-learningでの学習機会なども提供していく予定です。
これから応募される方へメッセージをお願いいたします。
スクウェア・エニックスには業界でも屈指の技術をもった多彩なクリエイターたちが活躍しています。
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